女神ブリジットからの贈り物

 

 

 

 2月2日から2月4日までの3日間、夜に女神ブリジットの浄化と祝福の火の祈りをわかちあう機会を設けました。

 

 

 

 

 「これをおこなうまえに10分間、地球に愛と感謝をおくる祈りを捧げますので、もしご一緒にそれをおくってくださる場合は時間になりましたら地球にご自身の心と意識をむけ、愛と感謝をおくってください。」とおつたえしたところ、後日「祈りに参加しましたよ」と思いがけずたくさんお声がけいただいて(Twitterではあんまり反応を感じられなかったので、そこまでたくさんのかたに気に留めていただいていたとは思わなかったのです)、とても嬉しかったです。

 

 お心寄せてくださったすべてのかたに感謝しています。ありがとうございました*

 

 

 ブリジットはケルトの女神で、火や太陽のなかにこの女神を感じることができます。

 

 古代ケルト人は1年を8つの季節に分け、その節目ごとに祭事をおこなっていました。2月1日はそのひとつのインボルグにあたり、仔羊の誕生と羊の授乳のはじまりを祝福するこの日は、“輝くもの”――女神ブリジットの聖日とされています。

 

 

 この聖日の翌日から日本の暦の立春まで、春のおとない、冬のねむりからの目覚めを、この女神とつながる時間をもつことで、ブリジットの浄化の火とともに立春の祝福を促進させるような、そういった機会をもうけたいと思ったのでした。

 

 

 その後日談として。

 

 まったくそういうつもりではなかったのですが、この女神は遠隔でおおくりしたユニコーンやセオリツのヒーリングもふくめて、今月――この2月のすべてのセッションをサポートしてくれています。

 

 どのエネルギーのなかにも女神ブリジットのエネルギーが補助として作用してくれ、うまく説明できないのですが、そのエネルギーが立ちあがりクライアントさんのなかに流れるとき、ホワイトセージを火に燻らせたときに生じたような清浄がそのひとの肉体や意識に深く染みこんでゆくのを感じ、そのひとに必要なだけそのエネルギーがおおきくなってゆくのを感じて(それはまるで神聖な炎みたいに)、そのようにしてそれぞれの尊さ、美しさを呼び覚ましてゆくさまに、「すべてが完全になされ、この段階におけるシフトがただしくなされたことに感謝します」というお礼、愛をこの女神に捧げないではいられません。

 

 そのひとのなかの神聖さを呼び覚ますような尊さ、美しさ。それがわたしの大切にしたかったことなのだと、ブリジットがあらためて教えてくれました。

 

 

 いらしてくださるかたはエネルギーに敏感なかたも多く、部屋の空気やエネルギーが先月や去年の終わりごろと違う! 部屋に入ったときから施術のときみたいにからだの中心からあたたかい、というようなお声をいただくこともあり、ブリジットの気配をそんなふうにそれぞれに受けとってくださっていることも、印象深いことです。

 

 わたしのことをいえば、去年はとくに自分のエネルギーが変化し、浄化、刷新されてゆくことにかなり自覚的で、ひと月ごとにそれ以前と自分も自分のエネルギーも変わってゆくのを感じる流れのなかで、それが施術のメニューのエネルギーをより効果的に高めることに影響をあたえていることを感じていたのですが、今年の1月と2月のあいだには自身のなかでとてもおおきな境目があったようで、本質とつながってゆくごとに変わってゆく(還ってゆく)自身のエネルギーがある到達点にあることを感じたからこそ、このたび女神ブリジットの祈りを、とその火を自分のなかに熾したのかもしれません。

 

 ブリジットのエネルギーは施術中だけでなく、施術まえにクライアントさんとお話しているときにすでに立ちあがっていることも多く、たとえば施術まえのお話で近況や、ある状況や関係などのお悩みをお聞きしているとき、その状況や関係に歪みがあるならその歪みの修復のため、浄めたほうがいいものがあるのならその浄めの浄化のためにこの女神のエネルギーが空間に流れはじめるのを感じながら、ブリジットの慈しみ深さをあらためて知る日々です。

 

 

 ブリジットはわたしたちが「自立して生きる」ことの応援もしてくれる女神で、わたしたちは“自立”というと、「すべてを自分ひとりでこなせる」「自分ひとりで生きていける」ことだと思ったりします。「誰の助けも借りずに生きてゆくことが強さであり自立である」と。

 

 

 「でも」と、今月セッションをとおして何度かお話したこととして。

 

 花は頑張って「ひとりで咲かなきゃ」と思って咲いてないよね、たぶん。花が咲くにはエレメントの力がいる。太陽の光は火、お食事の水、根ざす土、地球、そして種を蒔く風。花はそれを「助けてもらわなきゃ花を咲かせられないなんて自分が情けない」って思ってるかな。花が自分ひとりで咲こうとしたら、種から発芽することもできない。

 

 わたしたちは誰しも花みたいなもので、自分のエレメントになるものがある。火、水、土、風。それを無視して「自分だけで咲かなきゃ」と思うとき、自分のなかにある可能性の種を固い眠りに閉ざしてしまうかもしれない。自身に必要なエレメントのサポートを「必要だ」と許可することも自立かもしれないよね。その許可は強さがあるからこそできることだとわたしは思うから。真の強さ。

 

 そして自分が“エレメント”のサポートを受けることを許可するとき、自分もかならず誰かの、何かの“エレメント”であるということ。それがわかるのはいまでなくあとになってからかもしれない。花が咲いたあとに蝶や蜂は蜜にあつまってくる。そしてかれらは花粉を運ぶことで花の種子を存続させ、繁栄を助ける。

 

 花のなかに“自立”の祝福されたかたちを見ることができる。

 

 花のようでありなさいと、花のようであるためには自分の情熱や喜びを知ることもとても大切なことだとブリジットはいい、そしてそれをサポートしてくれる。

 

 そんな話をする機会がありました。

 

 

 この2月は女神ブリジットとの繋がりを深める月。

 火のなかに女神を感じ、あなたを浄め、清めてあげてください。

 

 

 

 愛と感謝をこめて。

 

 

 

 

 

 

 LOVE♡