3月、女神ラクシュミー

 

 

 

 3月。

 

 焦りを感じたときこそ自分の内側を見て、それを知恵にしてね、と先月の終わりくらいからきています。

 

 焦りを感じるようなことが自身の内部に浮上しても、その焦りに先導されて「はやく進まなくちゃ(そうでないと置いていかれる)」と気持ちが急くと、自分が自分にかける罠に嵌まりやすい、と。

 

 

 “焦り”が生じるときは“外”に「自分より進んでいる」ように感じる対象を見て、「自分は遅れている」という思いが浮き出てくるときがあったりして、それは“比較”でもあるので、比較からの焦りで進もうとすると、自分自身の真からの(芯からの)満足からは遠ざかってしまう。

 

 焦りを感じたときにこそ、自身の内側にフォーカスする。外側の喧騒、自分の思考から離れた静けさのなかで、みずからの肉体の神殿の奥にある本心とつながる。自身にとっての“ほんとう”の成功も富も、その本心が知っている。

 

 焦りが生じているときに無理に進もうとすると空回りしやすいもの。

 

 むしろ焦りは自分の内側に目をむけてほしいという自身からの伝言であり、自分の“本心”を炙り出すためのものでもある、と。  そのような次第で今月、Luna Somniumでは、豊かさの女神ラクシュミーとの繋がりを深めます。

 

 

 幸せは“なる”ものでなく、“ある”もの。

 

  焦りが自身に“ない”ものにフォーカスしている状態であるならば、自分に“ある”ものにフォーカスしている状態は、ゆったりと落ち着いて、活力や余裕があります。わたしたちは自分に余裕が“ない”とき、心の落ち着きを失い、苛立ったり焦ったりする。

 

 そしてフォーカスしているものが拡大するという法則のもと、自分には“ない”と焦りから眼差しをむけるものがおおきくなって、自身を疲弊させることがあります。  「幸せに“なる”」は「いまが幸せでは“ない”」から“いつか”そうなりたいという宣誓のようなもの。

 

 “ない”と感じるものは、ますます自分から遠ざかってゆく。

 

 だから幸せは“ある”もの。

 

  いま“ある”ものに気づく力こそ、豊かさであること。そしてその自分自身の源泉である豊かさとつながることが、みずからの真の成功や富には欠かせないものであること。

 

 

 焦りや怖れは源泉の豊かさと切り離された状態であるとき生まれ、そしてそれを教えてくれている大事なものであること、焦りや怖れさえも。それをとおしてわたしたちは自分というかたちを知ってゆく。  ラクシュミーは自分にとっての真の豊かさとつながることの大切さを教えてくれる女神です。

 

 

 焦りを感じたときこそ、深呼吸していきたい3月。 そういう風を2月のなかば過ぎくらいから感じていますね。

 

 

 

 

 

 2月をサポートしてくれた女神から、3月の女神へ。

 月が変わる引継ぎの時間を今日は設けました。  

 

 「BRIGITに、ありがとう、感謝しています」

 「LAKSHMIに、どうぞよろしくお願いします」

 

 

  どなたさまにも佳き3月でありますように。

 

 

 

 

 LOVE♡